2018-06-30 18:29:39
本日、福井駅前店近くの足羽神社にて
「夏越の大祓」があり
行って来ました
「夏越の大祓」は、正月から6月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い、梅雨の時期に多い流行病や疫病にかからず、暑い夏を健康で暮らせるようにと、永い歴史の中で育まれてきた深い信仰と、云われのある慣ならわしによって、「アシ」で作られた「茅の輪」をくぐることから、足羽神社では「わくぐり祭」と呼ばれ、古くより変わらずに伝えられてきている神事です。
「茅の輪(ちのわ)」
芽の輪の起源については「備後風土記逸文」に、善い行いをした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ疫病から免れることができた、という故事にもとづいています.。
足羽神社の茅の輪は珍しいと言われていて、足元にもう一つあり(普通は縦の輪のみ)、池(横の輪)に入って滝(縦の輪)にうたれるという、禊(みそぎ)の形を表現していることから特殊神事に挙げられています。
茅(かや)と葦(あし)で作った大きな輪、茅の輪はそれをくぐることにより、疫病や罪・穢れが祓われるといわれています(茅の輪くぐり神事)。
茅の輪のくぐり方は、足元の輪の中に入り、小幣(こぬさ:自分の体を祓う茅で作った幣)を手に取り、古歌「みな月の夏越の祓する人は 千歳(ちとせ)の命(よはい)延ぶというなり」という歌を唱え、小幣でご自身の体を左・右・左と祓います。
次に茅の輪を左方向にくぐり抜けます。同じように和歌を唱え、身体を祓い、次は右方向にくぐり抜けます。最後に同じように左にくぐります。(左右左と8の字を書くようにくぐる)
「茅の輪守り」は年末まで玄関先に飾ります
皆さんも、暑い夏を元気にお過ごしください